こんにちは。
ブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。
Miryです。
私はオリジナルBGMを作成して、下記ページにて無料配布しています。
中には、つなげ方次第でループ処理することも可能なのですが、その方法が分からない方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、「音源をループさせる方法」を説明したいと思います。
この方法なら、違和感なく音源をループさせることができますので、ぜひ最後まで読んでみて下さい!
音声編集ソフトを用意する
音源を切り貼りできる程度の音声編集ソフトをダウンロードします。
私が使用しているのは、無料のAudacityというソフトですので、ここからはAudacityの画面で説明をしていきます。
音源を取り込む
手に入れてきた音源を、音声編集ソフトに取り込みます。
Audacityの場合は、「ファイル」→「取り込み」→「オーディオの取り込み」から、音源ファイルを選択できるウィンドウを開くことができます。
(※Ctrl+Shift+I【エルじゃなくアイ】のショートカットでも可)

ウィンドウが開いたら、どこかに保存したであろう音源ファイルを選択し、開きます。

音源ファイルを取り込むことができました。

同じ音源を取り込む
1周目の音源を取り込むことができたら、2周目を取り込んでいきます。
まずは、先程1周目の音源を取り込んだ時と同じことをします。
(「ファイル」→「取り込み」→「オーディオの取り込み」か、「Ctrl+Shift+I【エルじゃなくアイ】のショートカット)
すると、こんな風に同じ音源が経て並びになります。

2周目の音源を2周目の位置に移動させる
2周目の音源を取り込むことができたら、2周目の位置に移動させます。
まずは、2周目の音源だけを選択するため、0秒の位置にカーソルを置いてクリックします。
一旦、0秒に近い場所をクリックしてから、キーボードの「←」キーで0秒ぴったりまで持ってくるのが楽です。

次に、2周目の音源の最終位置にカーソルを持って行って、Shiftキーを押した状態で、クリックします。
これで、2周目の音源全体を選択することができました。

この状態で、Ctrl+Xを押して、2周目の音源を切り取ります。

そして、カーソルが1周目の最終位置にあるのを確認した上で、Ctrl+Vで2周目の音源を貼り付けます。

ここから、微調整をしていきます。
位置調整をする
今の状態だと、1周目と2周目の間に、微妙な空白ができてしまいます。
しかも、1周目の終わりと2周目の初めを同じ伴奏にしてあるため(繰り返ししやすいように)、空白後に同じ伴奏が2回続くことになります。
※音が出ます。音がぶつぶつ切れ気味なのは録画の都合です。
波形を拡大しているので、これまでの画像と見た目が異なりますが、気にしないでください。
そんなわけで、この空白部分を詰めていきます。
何でもない部分を切り取ることで、詰めていくことができます。
始点にカーソルを持ってきてクリックし、

ちょっとだけ間を開けた場所にカーソルを持って行って、Shiftキーを押しながらクリック。

そして、Deleteキーを押します。すると、間を詰められます。

やり直したいときには、Ctrl+Zでやり直し可能です。
余分に空白を付け足したいときは、その分だけ選択してCtrl+Cでコピー、Ctrl+Vで貼り付ければ、空白を付け足すことができます。
波形を拡大したい場合は、右上の虫眼鏡で拡大できます。

そんな感じで調整の上、うまいこと位置を調整することができました。
※音が出ます。音がぶつぶつ切れ気味なのは録画の都合です。
波形を拡大しているので、これまでの画像と見た目が異なりますが、気にしないでください。
自然なつなぎ目を作る(必要に応じて)
今回使用している音源だと、1周目の最後と2周目の最初が重なっている部分から、2周目のみになった時、音量に差が出てしまっているかと思います。
その音量の差をなくすために、「フェードアウト」、「フェードイン」の機能を使います。
(※音源によっては、この手順が不要な場合もあります。)
まず、1周目の最後にフェードアウトをつけます。
最後の方にカーソルを持って行ってクリックし、

一番最後をShiftキー+クリックして選択します。
その状態で、「エフェクト」→「フェードアウト」を選択します。

するとこうなります。
フェードアウトしてますね。

次に、2周目の最初にフェードインをつけます。
フェードアウトの時と同様に、今度は最初部分を選択した状態で、「エフェクト」→「フェードイン」を選択します。

最終的にこうなります。音量の差が無くなりましたね!
※音が出ます。音がぶつぶつ切れ気味なのは録画の都合です。
フェードアウトやフェードインの幅は、お好みで調整していただければと思います。
また、3周目以降も同じ方法でループさせることが可能です。
音源を保存する
音源のループ処理が完了したら、音源ファイルを保存します。
「ファイル」→「オーディオの書き出し」か、Ctrl+Shift+Eのショートカットで、音源ファイル保存先を選択するウィンドウを開きます。

好きな場所に保存します。
WAVファイルの他にMP3など、色々な種類のファイルにして保存することができます。

これで、音源ファイルをループさせる作業は完了です。
お疲れさまでした!
こういった方法で、手に入れた音源を綺麗にループさせて、映像作品の魅力を上げてみてはいかがでしょうか?
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